私がシンガポールの運転免許証を取得したのは2008年のことです。2019年まで一度も運転する機会がなく10年以上ペーパードライバーでした。
シンガポール国内で引越すことになり、2019年3月から運転するようになりました。そこで日本の田舎とシンガポールのドライバーは違うなと感じた点が多々あったのでシンガポールのドライバーの特徴を紹介しようと思います。
まずは車線が・・・
基本的に私が日本で運転していた田舎の道路は、1車線しかありませんでした。
しかしシンガポールの車線は多いところで5車線もあります。しかもいつも大体混んでいます。特に朝と夕方のラッシュアワー。最初は車線変更できずにドキドキしていました(日本では1車線しかない道しか運転してないので車線変更する必要がありませんからね!)。冷や汗かきながら運転しました。
そして、、、シンガポールのドライバーの洗礼を受けたのです。
入れてくれない
最初の頃、道が分からないのと車線が多いのとでここで右に曲がりたいという時に右車線に入れていませんでした。のたのたして、「あー右に入らないと!」と思って急いでウインカーを出し、入れてもらおうとしました。
すると、
入れてくれない。全く入れてくれない。むしろスピードを上げてわざと入れないようにしてきます。
これが斜め後ろの1台なら仕方ないと思える気もするのですが、斜め後ろの1台のみならず、2台に入れてもらえなかったときは何て意地悪なんだ!と思いましたね。
あおり運転
高速道路で後ろの車がぴったりついてきたことが多々あります。もうすれすれで私が急ブレーキを踏んだら絶対ぶつかりそうでした。速くいけ、速くいけと。
基本的に一番右の車線は走行速度の速い車が走っています。私はなるべく一番右の車線を避けてその隣を走っているのですが、道が混んでいて後ろの車が一番右の車線を使って追い越せない時にはあおられます。
せっかちなドライバーが多いのでしょうか。
車間距離が近い
車間距離が近い、近い。ラッシュアワーの時に特に感じます。絶対に入れさせないぞという気迫が感じられます。
でも私のように少しでも車間距離をとって運転していると横からすぐに入ってくるのでブレーキを踏んで入れてあげないといけないのでそれも危険なんですよね。後ろの車にぶつかられそうです。
悩むところです。
すぐクラクションを鳴らす
信号が青に変わって1秒でもブレーキペダルをはなすのが遅くなると後続車にすぐクラクションを鳴らされます。
道が分からずにどの車線に行こうか迷っていてスピードを落とすとすぐクラクションを鳴らされます。
とにかくありとあらゆる場面でクラクションを鳴らされます。
まとめ
対面で話したり関わったりするとシンガポールの人々は温厚で思いやりがあるんですよ。でも運転すると豹変するんです。なぞです。
これはシングリッシュで言うところの「Kiasu(負けられん!)」精神ゆえなのか・・・