通訳のピンチヒッター
同業者からピンチヒッターを頼まれることがあります。
通訳エージェント経由でなく、個人の通訳者が直でお客様と契約している場合、常に同じ通訳者が担当します(つまり自分)。
お客様にとっては、毎回同じ人が来てくれると会議の趣旨の説明、ブリーフィングの手間も省けます。
通訳者にとっても毎回同じお客様と仕事をすると社内の用語に慣れてくるため、通訳しやすいです。
さて、そんなメリットはあるものの、通訳者も人間ですのでどうしても通訳できない時もあります。
先日、アメリカ人の通訳仲間からピンチヒッターの依頼がありました。
複雑な気持ち
まず、通訳仲間から依頼されるととても嬉しい気持ちになります。
だって、私のスキルを同業者からみて評価してくれてるということですから。
自分のお客様の前に出しても大丈夫なスキル!と思ってくれてるということですから。
なんですが、依頼時にこのような文言が入っていることが多いんです。
「私の大事な直のお客様・・・」
この形容詞の意味をひしひしと感じるのでプレッシャーが半端ないです。(いやぁ、分かりますよ、分かりますとも。私も自分の直のお客様の仕事をどうしても誰かに頼まないといけなくなった場合、絶対使うと思いますので)
とりあえず・・・
とりあえず、無事に終わりました。
プレッシャーはかなり感じますが、非常にありがたいことなので、同業者の皆様からの依頼これからもお待ちしています笑